5月10日から始まる、愛媛県今治市での初個展に向けて準備を進めている。
先日、ヴィパッサナー瞑想修行から帰ってきたばかりだ。毎年恒例のアサバアートスクエアでの個展を終えて、頑張った自分への最大のご褒美として行ってきた。昨年の7月にヴィパッサナーへ行った時に、奉仕として来ていた「弘子」ちゃんが、3月のアサバの個展にご主人と来てくれた。その再会が本当に嬉しく、「実は4月にヴィパッサナーのサティコースを受けるの」と言うと、なんと「えっ、私もなんです!」とのこと。またまた瞑想の地で再会を果たし「私、∀さんとは、すごいご縁を感じるんです」と言ってくれた。7月の時は私は生徒として、一番前の席に座っていて、弘子ちゃんも奉仕のコースマネージャーとして、一番前の先生の隣に座っていた。10日間、まったく言葉は交わさないが、ずっとそばで一緒に瞑想をしていたことになる。そして最後の10日目に「メッター」の瞑想といって、愛を自分自身の内から外へと広げていった時に、弘子ちゃんは「∀さんは気づいてなかったかもしれないけど、私はもの凄く感じていたんです。あーこの人とはご縁があるのだと…」とのことだった。それで今回はセンターからの帰りに一緒に昼食をして、途中まで電車で、初めてゆっくり話しながら帰ってきた。アサバでは「みんなで描くいのちの樹」というイベントを開催した。これは私が描いた「いのちの樹」のアウトラインの絵を4分割して、4つのテーブルに置き、各テーブル4、5人で自由に絵を描き、最後にそれらを繋ぎ合わせて一枚の作品にするというもので、完成した絵は会期中、会場の広場に展示していたのだが、弘子ちゃんは「あれは本当に素晴らしいものなので、いつか私も企画してみたい!そして∀さんのアートも素晴らしいので世界中の沢山の人に観てもらいたい!」と思ってくれたそうなのである。それで、旦那様がブラジル人で、彼の叔母さまがブラジルでとても素敵な農場をされているらしく、そこで「いのちの樹」のイベントをやって、∀さんの個展も開催できたら…。と、夢想していたというのだ。ほとんど話したこともなく、個展で再会した時はまだ2度目だったというのに…。帰りの電車でそんなことを聞かされてとても驚き、本当に不思議でありがたいご縁に、心から感動し、感謝したのだった。
ヴィパッサナーに入る前に、ある友人から「∀に話したいことがあるの」と言われた。その友人は1、2年前から突然イタコのような能力が開花し、別の世界からのチャネリングをするようになっていたのだが「実はNOBUYAから∀に伝えて欲しいというメッセージを預かっているのよ」とのこと。彼女のその能力を噂には聞いていたが、実際、彼女からそのような話を聞くのは今回が初めてだった。「それはいつきたの?」と聞くと、アサバの個展の直前とのこと。丁度私がアトリエで個展の準備中に強烈にNOBUYAのエネルギーを感じて空に向かって「愛してる!」と叫んだ頃だった。「その内容は3点あってね…」と彼女は続けた。「ひとつは、自身のカルマの関係で色々とあったが、今新たな段階に入り、とても素晴らしいところにきたので安心して欲しい。もうひとつは、お前はこれから忙しくなっていくから、体だけはくれぐれも大事にケアしていくように。そして最後のメッセージは、ある日本のバンドのある曲をお前に捧げたいので聞いて欲しい。」とのことだった。そのバンドも曲も私は全然知らなかったが、最近若者の間ではとても人気があるらしく…。「えっ、そんなことまで知ってるんだ!」と正直驚いてしまった(笑)。でもDJでもあり、音の人だっただけに、とてもNOBUYAらしいなと思ったのだった。そんなわけで、この世界は本当に面白いなとつくづく思う今日この頃。私といえば、ただひたすらに自分の道をゆくだけである。
愛と感謝をこめて。




