いよいよ個展が始まる。春の訪れとともに。
今回会場となるアサバアートスクエアとのご縁は、ファンの方が繋いでくださったもので、その方が私の画集をアサバに贈ってくださって、それを見たスタッフの皆さんが「ぜひここで！」と言ってくださったお陰で実現することになったので、周りのみなさんとのご縁とお導きに感謝しています。ありがとうございます。
昨年の夏、久しぶりに電車に乗って初めて知った「金沢文庫」という駅に降り立ち、アサバアートスクエアに行って皆さんと直接お会いして言葉を交わしました。代表の浅葉和子さんは私の母とひとつ違いで名前が同じだったのですぐに親近感が湧きましたが、でもそれだけじゃない、もっと魂の奥で何かが震えるような不思議な懐かしさに包まれて出会えたことがとても嬉しかったのです。
その日からここまでが、本当にあっという間だったような気がします。
しかし確実に着実に秋、冬を経て今この春を迎えようとしている自分がいます。年明けは銀世界の北海道へ2年ぶりに帰り、そのエネルギーを頂いたお陰で制作に没頭することができました。久しぶりに描くことに夢中になれて幸せでした。それはDONのサポートも大きいです。ふと、いつも思うのは「私は彼に生かされているのだ。」ということ…。
この間DONとの午後散歩に出かけた途中で空からヒョウが降ってきて、そのタマが案外大きくて体に当たるとバチッバチッと音がして、しかも結構痛かった（笑）のですが、そんな異空間な風景の中をDONとドンドン前へと進んでいることがとても面白かったのです。街はヒョウがどんどん敷き詰められて真っ白になっていって、誰も歩いていなくって…。あぁ幸せだなーと感じながら２人ともびしょ濡れで家に帰ると、今度はとたんに空がみるみる晴れ渡って、その光が美し過ぎて再び幸せに浸りながらしばし佇んでしまいました。その日からまた見るもの見るものが一段と輝きを増しているように見えて、ありがたい感謝の日々です。
やっぱり心が躍る春。ご縁が道へとなっていく春を感じています。
peace.
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