「ありがとう」

旧暦の新月から1ヶ月間開催された青山ブッククラブ回でのEXHIBITIONが無事終了しました。

都内の方のみならず、岩手や九州など様々な遠方からお越しくださったみなさん、本当にありがとうございました。オープニングのARTGYPSY ARTSHOWで晴れやかに幕を開けましたがクロージングのARTGYPSY ARTSHOWは残念ながら延期となり、予期せぬことは起こるものなのだとつくづく気づかされました。しかしブッククラブ回の方々はあくまでもクロージングのARTSHOWは延期ということで、世の中の状況がおさまり次第ぜひとも開催させて欲しいと言ってくださり、どうもそういうことになりそうなのです(笑)。それまでの期間は継続して私の本やグッズをブッククラブ回のオンラインショップと店頭で扱わせてくださいませんか?との依頼を受け承知することにしたのでした。「2020年記念すべき最初のイベントを∀さんでスタートすることになったことも、クロージングARTSHOWが延期になったことにも意味があると思います。まだ終わらせたくないという何か大きな力がきっと働いているんですよ!」とスタッフの方。「ここ青山通りは皇居や∀さんの住む上野原を通り遥か諏訪湖まで抜けるエネルギーの神聖な通り道なんです。そこに∀さんのピュアなエネルギーがまだまだ必要だったんだと思います」と。さすがにスピリチュアルブックストアだけあってスタッフの方々とはこういった話がはやく、すぐに意気投合してしまうのでした(笑)。本当に社長をはじめ、みなさん素敵な方達ばかりでそんなみなさんが「スタッフ一同∀さんを心から応援しています!」と背中を押してくださり沢山の元気をもらいました。このご縁に心から感謝しています。

そんな折り、NOBUYAの母親代わりを務めていた叔母さんである「良子ちゃん」が亡くなり、EXHIBITIONの最終日には私達の故郷の余市でお通夜が執り行われていました。
あまりに急なことだったためショックを受けるとともに「あぁNOBUYAがきっとそばにいるだろうな」と即座にそう思ったのでした。NOBUYAが小学生の時に母親が突然家を出ていき、それ以来NOBUYAの父親の末の妹である良子ちゃんがお父さんやNOBUYA達3人兄弟の面倒をみて今まで尽くしてきてくれたのです。お父さんが「良子オマエは結婚して幸せになれ」と何度見合い話を持ちかけても良子ちゃんは「嫌だ!」の一点張りで通してきたそうで、そんな掛け合いを子供のNOBUYAはずっと見てきたのだと言ってました。だから「良子ちゃんにはオレ、頭があがんねぇんだ。だってあの人にオレたち育ててもらったようなもんだからな」といつも言っていて、良子ちゃんのことをとても大切にしていたのです。だからきっと良子ちゃんの魂に真っ先に寄り添っていったに違いないと思いました。EXHIBITIONのラストがそういう日でいろいろと感慨深いクロージングとなったのでした。

「このタイミングにも、やはりブッククラブ回のスタッフが言うように意味があったのだろうなぁ」と、そんなことを考えながら故郷のこと、NOBUYAのことに改めて思いを馳せた日でもありました。そして今ここに、肉体を持って生かされている自分自身をもう一度よく見つめ直してみようと思います。

愛と感謝をこめて。