龍神さま

3月より始まった2026年度の個展の日々。横浜、岩手に続き、現在は大阪で開催中である。

大阪での個展は、4年前の阪神百貨店以来久しぶりのことなので、再び訪れることができてとても嬉しい。きっかけは昨年の10月に15年ぶりに参加した座禅断食会で、たまたま隣に座ることになった鍼灸治療院「蒼佑」院長の「井上朋子さん」とのご縁によるもの。「あの時、∀さんに、となり空いてはりますよ。と話しかけてほんまによかった!」と言ってくれる彼女。2泊3日の断食が終わって大阪に戻り、お客様を施術中にNOBUYAを感じる経験をしたそうで、その時「そうだ。∀さんの個展を治療院の2階のギャラリースペースで開催しよう!」と思ったそうなのだ。もともと2026年は治療院開院5周年の記念として、何かイベント的なものをやろうと思っていたそうで「もう、絶対これしかない!」と確信したそうなのである(笑)。12月には山梨のnociw galleryまではるばる来てくださり、その時に正式なオファーを受けて今に至るのだが、本当にこの土地に来れてよかったと思える場所だった。近くには龍神が棲むという万代池があり、治療院の正面に続く道は龍の通り道となっているそうで、とても気がいいのだ。ここへ運んでくださった龍神様の計らいに心から感謝している。ひとつ前の開催地、岩手県花巻市では、出発前から水下痢と嘔吐の大浄化が起こり、3日間飲まず食わずの断食状態で力の入らない中、気合いだけで設営をして初日を迎え、アートショーをやるという、今までのアーティスト人生の中でも初めての、超ハードな体験となり(その分、物凄く濃いご縁が生まれたのだが)、身も心も空っぽになって自然に意識が変容し、まるで異次元にいるような日々を過ごしたのだが、そのおかげさまで様々なことが整い、ゼロから新たに生まれ変わって大阪個展を迎えられたというのも、何か大きな意味があるような気がしてならない。この毎日を、最終日までとにかく楽しんでいきたいと思う。大阪が終わったあとは、5月の末から富山県南砺市での個展が開催になるが、こうしてありがたいご縁に導かれながら、自分自身のアート人生の物語を紡いでいけることに大きな幸せを感じている。宇宙の流れに身をまかせながら、今この時を丁寧に味わい尽くして、前へと進んでいきたいと思う。

みなさま、これからもどうぞよろしくお願いします。心から愛と感謝をこめて。