_ 2014.11.16_>>>_晴れ




































「半年振りのござれ市」

5月に参加して以来、久々のござれ市となった今回を私はとても楽しみにしていた。

ツアーや個展がござれ市と重なってお休みを取っていたのだが「11月には出ます!」と伝えていたはずが、連絡漏れでいつもの場所へ行ったら先客がいてビックリ。
どうやらそこにいた初めて見る顔の業者のおじさんも私を新顔だと思ったらしく「あのね、ここはオレの場所だから、さぁどいたどいた〜」なんて言われてつい可笑しくなってしまった。とりあえず空いている場所でお店を開かせてもらったのだが、あとから責任者の「あつこ」さんが慌ててやって来て「ごめんねー∀ちゃん。こちらの手違いで狭い所になっちゃってホント申し訳ないっ」と謝ってきてくれて…。でも16年間、定位置としていた場所から離れてみるのも悪くなかったのだった。視点が違うおもしろさもあった。毎回ござれに来ているという常連さんに「えっ。あなた16年もここに出てたのー。知れて嬉しい!」と初めて気づかれたりして。確かにいつもの私の場所はちょっと奥まっていて(そのかわりスペースが広いのだ)一見分からないから気づいていない人にとってはいつまでも気づかないままで終わることもあるだろうし、ふとした拍子に「あれっ。なぜかわからないけど不思議な空間に辿り着いちゃった」というケースもあるのだった。一番最初のお客様は「久しぶりにお不動様にお参りに来たらこんな素晴らしい作品に出会えてとっても幸せ〜っ!」と感激してくれた「江里子」さん。登山好きで信仰心のあつい彼女の話はとても興味深かった。「北海道の山は何かが違う。ぜひ、あさひ岳からトムラウシ岳の縦走コースをおすすめします!」とのことだった。胸に留めておこうと思う。ファミリーの「晴奈」が初ござれにやってきた。今年の2月11日に高尾でやったアートショーで初めて会ってから急速に近しい関係になった彼女。何より∀の作品をとても愛してくれていて既に原画も二枚持っている。そんな晴奈が12月21日に新橋で開かれるアートショーをオーガナイズしてくれているのだ。実はこの日、新橋に∀の常設ギャラリーがオープンする運びとなってそのお披露目のイベントを行うのである。この話のいきさつはまた改めてすることにしよう。「逸平+千晴+慎ノ佑」ファミリーも久々に来てくれた。千晴が「最近ヨガを始めたんですけど、そしたら∀さんの事をふと思い出してしまうんです」と嬉しいことを言ってくれた。晴れてても傘が好きな慎ノ佑。すくすく育ちますように。ファンの「いづみ」ちゃんが出会って間もないというお友達を誘って現れた。「ここのとこ∀さんの事が何故か頻繁にイメージに現れてきちゃって、そうしたら無性に会いたくなっちゃって」と相変わらずパワフルで素敵な彼女。これからも輝き続けてください。絵描きの「岩切章吾」もこのタイミングで初ござれに登場。新婚の彼は妻の「あすか」とともにこれから南米へのハネムーンへ。来年4月までのワクワクな旅だ。アーティスト夫婦である2人がどんなバイブレーションを感じてくるかがとても楽しみである。ござれの常連だった「金子勝」が初めて兄を連れて来た。そして「僕は故郷の富山に帰ります」とお別れをしに来てくれたのだった。「今しかない」という言葉を並べた「アイオーン」という詩を残して去った彼。ありがとう勝。11月8日に長野県原村ピースドームでおこなったアートショーに来てくれた「アキ」さん。瞳の印象的な彼女はあの時とても感動してくれ、そしてすぐにやって来てくれた。「あの時の∀さんはまるでレラみたいでしたね」と買ってくれた画集「wor un nociw」の中の風の精霊のことを言葉に出してくれた彼女。嬉しかったな。11月1日、2日、3日に藤野の「ひかり祭り」で絵に出会ってくれた「あずさ」さんも来てくれた。出版の仕事をしているという彼女は「あーっ。私が好きな本を出していいと言われたらアイヌの神謡集に∀さんの絵を付けたのを出したいーっ!」と興奮気味に話していた。ありがたいことです。そして片付けも済んで帰ろうかなとしてた時にすべり込んでやってきてくれたお客様。先日屋久島で森の旅人の「なお」にガイドしてもらい私の画集を見て一目惚れして来てくれたそうで間に合ってホントに良かった。嬉しそうに画集「RED DATA ANIMALS」を胸に帰られました。みなさん本当にはるばる高幡不動尊まで足を運んでくださって、ありがとう。来月は新橋ギャラリーオープンイベントのためお休みです。次回は2015年1月18日に参加です。



_ 2014.5.18_>>>_晴れ
































「風」

5月のござれ市は快晴のもと心地の良い風の吹く中シャンティに行われた。

先月と違ってたくさんの人で境内は賑わいを見せ活気にあふれていた。京都から参加している「伽藍堂」のオーナーが「あ、∀さんいるいる!」と嬉しそうに覗きに来てくれた。彼はチベットのタンカや仏像、法具や石など私の興味をそそるものばかり取り揃えているイカした出店者だ。「ねぇお香はまだある?ちょっとチベットからいいのが入ったからプレゼントするよー」とニコニコしながら持ってきてくれる。おまけに彼のお店に来たお客様に「その先に∀という絵描きが店を出しててとってもいいからぜひ行ってみて」とお勧めまでしてくれるのだ。そうやって青梅から初めてござれ市にやってきたという「ゆーくん」と「喜一」という若者が現れた。「わーすげぇー」一目で絵が好きになったという彼らは「街にはまったく興味ないけどこういう所は本当に刺激的でワクワクしちゃうんです!」と目を輝かせていた。GWの高尾個展に来てくれたという「つよき」君という若者も初ござれにやって来てくれた。「高尾個展に続きござれ市に来ました。心温まる絵大好きです!」という嬉しい言葉。一枚一枚の絵をすごく丁寧に見てから画集「RED DATA ANIMALS」を求めてくれた。同じくRED DATA ANIMALSの画集を友達のお祝いにどうしてもプレゼントしたいと来てくれた「aya」さん。7年くらい前に初めてござれに来た時、原画を購入してくれてその絵のタイトルだった「onuman」を自分のカヌーの名前にして日本各地の川を渡ったという。私と同じあきこという名の素敵な叔母さまも初登場だった。今は北海道にいるという娘の誕生日に「Simple Side.」を贈りたいと言ってくださった。昨年星になった我が家のオオカミ犬「nociw」の旦那様「Q太郎」のいる秋田のオオカミ犬の犬舎「シリアスストーリー」の「ヒロ」さんがお友達の鷹匠の「稲田」さんを連れて来てくれた。とても鷹匠とは思えない華奢な体つきの稲田さんのお腹には命が宿っていた。彼女の家には現在鷹三羽と蛇がいるそうだから生まれてくる赤ちゃんにとってもスペシャルな環境だ。ヒロさん曰く「私は小さい頃動物と暮らしたかったのにそれが叶わなかったから大人になってこんなにオオカミ犬に囲まれているんだよねー」とのこと。「そうそう私も同じ」と稲田さん。どんな子に育つかがとても楽しみである。ヒロさんに会いに高尾仲間の「メグ」も愛犬「ニマ」を連れてやって来た。ニマはnociwとQ太郎の娘。私達にとって一番身近にいるnociwの子供ニマは本当に可愛いくてしょうがない。一番最後に貰い手が決まった彼女はメグ曰く「残り物には福がある」という通り今では高尾のアイドル的存在でもある。さて、6,7月はARTGYPSY TOURのためござれ市はお休みです。次の参加は8月のもっとも暑い月のござれ。タイミングが合ったらぜひ高幡不動尊へいらしてください。それではTOUR行って参ります!



_ 2014.4.20_>>>_






























「卯月」

4月だというのに寒い寒い日となった2ヶ月ぶりのござれ市。

2月は記憶に残るあの大雪で中止になり、3月は高円寺での個展のオープニングだったためお休みしたのだった。着いて準備をしていると業者の娘の「りん」が
「わーっ。∀が来た〜っ。嬉しい〜っ!」と抱きついてきた。2ヶ月見ない間にまた成長したなーと思うのもそのはず、4月から高校生になったと言う。彼女曰く「なんか中学の時の方が友達といて楽しかったな。高校生になったとたん、付き合い方が変わった感じがする」とちょっぴり目を伏せていた。天真爛漫なりんと同じ学校出身の子はその高校に男子2名しかいないのだそうだ。少ししてりんが再びやって来た。「今日ね、∀が来てるよってメールしたら、ちーちゃんが来るって。∀に会いに」「ち−ちゃん」というのはりんの従姉妹でやはり業者の娘として3才からござれ市に通っていた子。ちーは高校生になった頃からぱたりとござれには来なくなっていたので久しぶりだった。それこそ大きくなって現れたちーは今年学校を卒業して成人式を迎えたという。なんとまぁ子供の成長は早いものである。「変わってないなー∀は。たぶんずーっと変わらないんだろうなー」と笑いながらハグをしてきたちー。「りんからね、いつも∀の情報は入手していたから離れてた気がしないよー。会いたかったー」と相変わらず可愛い奴。彼女も絵を描くのが大好きでそのために親に学校に行かせてもらったのでずっとそっちに夢中だったのだそうだ。何よりであった。こんな格別寒くて人の少なかった日に、初めてござれに来たという方も何人かいた。馬と触れたり絵を描くのが大好きという円盤投げの「あらた」君。偶然住んでいる所も八王子ということで一緒だったからかとても親近感があった。GWに開催する高尾での個展のことを知らせると「この辺はしょっちゅう通るとこなので見に行きますね」と笑顔で応えてくれた。以前ギャラリーnociwでstone drawingの作品を買いましたという方も現れた。「僕の顔覚えてないですか?」と言われたのだが思い出せなかった。連れの友達は茶道の家元だと言っていたがなんだか面白いでこぼこコンビで「今日はこれから飲み会なのでお金が使えないんだけど、来月僕たちは必ず何か買わせてもらいます。こう見えても僕たち絶対に嘘はつきませんから!」なんて言って去っていった。次もし会ったらきっと顔は覚えているだろう。(笑)明るい輝きを放った叔母さまも初登場だった。「今日たまたま聞いていたラジオでこのござれ市のことを聞いて、なぜだかピーンときて来てみたの。そうしたらほら。きっとこの絵に出会うためだったのね!」その方は生まれた時にとても病弱で医者から長くはないでしょうと宣告された彼女のお母様が、子亀に思いを託して海へと放ってからどんどん元気になり、今では病気ひとつしない体になったのだそうで母親にその経緯を聞いた子供の時から、ずーっと亀が彼女の守り神なのだそうだ。そしてたまたま私のお店に来てRED DATA ANIMALSの亀の絵を見て「これだ!」と思ったらしい。「あ〜この絵を亡き母に見せて上げたかった〜っ」とまで言ってくださって、私は来た甲斐があったなーと嬉しかった。なんだか人が少なかった割には逆に面白い人と出会えたちょっと変わったござれの日であった。あ、そしてNYから来日していたミュージシャンの「DANA」会いに来てくれてありがとう!来月5月も参加するので高尾の個展ともどもござれ市にもぜひ遊びに来てください。



_ 2014.1.19_>>>_




































2014年最初のござれ市は風の強い日だった。

雲がすべて吹き飛んで何もかもが風になびく寒い中、新春のござれ市にやってきてくれた人達がいた。高尾の仲間「こうへい+こすみ」。実は前の日も屋久島から来ていた森の旅人「KENTA+NAO」のワークショップが高尾であって、その打ち上げに我が家へ来ていたのだが。彼らとはその夜も会うことになって結局3日連続で遊んだのだった。高尾で友達が営むそば屋「杜々」に年越しそばを食べに行った時、相席をした家族の娘さん「マヤ・ローズ」がござれ市にやって来てくれた。その日杜々は混んでいたので外で待っていたら彼女が店に置いてある私の画集を食い入るように見ているのが窓越しに見えた。すると女将の佐千代がやって来て寒いから中に入って相席したら?と言って私を彼女の隣に通したのである。佐千代が「この画集を描いた絵描きさんです」と紹介するとマヤは驚きとともにキラキラと光る瞳で嬉しそうに「お会いできて光栄です」と言ってくれた。その夜すぐにメールがきてここござれ市への登場となったのである。相席が呼んだ嬉しいご縁だった。彼女も絵を描くのが好きで今は大学で人類学を学んでいるが、いつかアートと人類学を結びつける仕事をするのが夢なのだそう。「ゆういちろう+みちよ+ゆうま」が先月に続きやって来た。彼らとも夕べ我が家で遊んだばかりだったが、ほんとにみんな優しい仲間達である。英語が得意なゆういちろうには今、サンフランシスコからの仕事の依頼のやり取りをやってもらっていてとても助かっている。彼は少しづつ私の詩も英訳していきたいと言ってくれていてその想いが嬉しかった。もう何年来のファンとなるのだろう?「加藤いづみ」さんがいつもの仲良し三人組でござれに登場してくれた。彼女達とは2012年の暮れの高千穂個展以来ではないだろうか?いづみさんの直感が最近また「∀さんに会わなきゃ!」と言っていたらしい。そうして2月11日の高尾でのARTSHOWへも来てくださることに。初めての富士山にあっさり登ってしまったり、突然マヤ遺跡が見たくて出かけて行ったりといつもパワフルな彼女達なのだった。北海道に住む従兄の「健太」が嫁さんの「朋美」を連れてサプライズでやって来てくれた。「びっくりさせた方が面白いかなと思って」と相変わらず優しいヤツである。「これからも応援してるんで体に気をつけて頑張ってください!」私達ARTGYPSYの活動を理解してくれる若い親戚がいるということに心から感謝したい。毎年一月のござれ市に来ることを恒例としてくれている山中ファミリー。子供達も元気に育って「裕二」も「由美子」も本当に幸せそう。素晴らしいことである。2月11日のARTSHOWは祝日の火曜日なので美容業を営む彼らにとっては絶好の機会とお店のスタッフを引き連れて来てくれるそうだ。彼らにも出会って20年近く経とうとしているが、いつもたくさんの愛のサポートをありがとう。ギャラリーnociw時代に足を運んでくれていたという「kumiko」さんが久々に会いに来てくれた。彼女はガラスの仕事に携わっているそうだが、昨年取材で「井浦新」がガラス工房にやって来た時、彼のファンでもあった彼女が応対し、その時「∀さんと新さんのガラスのコラボなんかも素敵ですよね」と思わず言ってしまったという。新は「それはいいですね!」と高反応を示していたらしい。新と私が繋がっているというのを知った時は嬉しかったというkumikoさん。言霊が形を作るという宇宙の法則がスムーズに流れていくように私も新と同じく精進していきたいと思うのでまた遊びに来てください。毎年一月新春のござれ市は私にとってとても重要な意味を持つ。一月の顔ぶれで今年の流れがなんとなく想像されるのだ。KENTAとNAOは結局NOBUYAと片付けの時にやって来た。三人で家でまったりしていたようである。姿は見えなくとも常に近くにいる存在がこの三人でもある。2月11日のEXHIBITIONとARTSHOWはこの三人に見守られながらやれることがとても嬉しい。みなさんもどうぞ遊びに来てください。

2014年のござれ市もどうぞよろしくお願いします。