_ 2011.10.16_>>>_雨のち晴れ






































前の晩、ござれ市の前日だというのに珍しく高尾の仲間たちが集まって盛り上がってしまい、もう寝なきゃと思って時計を見た時にはすでに夜中の1時を回っていた。5時に目覚ましをセットして眠りに落ちたが、土砂降りの雨の音で「まさか!」と目が覚めてしまったのが4時。でも家を出る頃には雨もあがり、高幡不動尊に着く頃は空も晴れわたってきた。2ヶ月ぶりだったのでとても楽しみにしていたござれ市。このあとはぐんぐんと気温も上がり、まるで夏に逆戻りしたかのような熱気にむせ返った。それとともにお客さん達の波も増え始め、縁のある人達が入れ替わり立ち替わり、私の元へとやってきては去って行く姿が、神様のように本当にありがたかった。アトリエ展でござれ市の存在を知って、初めて来てくれた人達がいた。「tree drawing」の作品に一目惚れして購入してから、ずっとお守りのようにいつも一緒にいるという「知子」さん。「あの時は自分だけだったので、どうしても娘に見せたかったんです」と娘さんを連れて来てくれた「久美子」さん。屋久島の「手作り市」で「ござれ市」の存在を知ってやってきてくれたという屋久島在住の「晶子」さん。「11月の中旬から下旬にかけて屋久島で個展をするよ」と伝えると「絶対見に行きます!その時、このダンスの絵のプリントを手に入れます!」と満面の笑みで応えてくれた。この日は屋久島でも丁度「手作り市」が開催されていた。朝、手作り市の主要メンバーでもある「NAO」と「今日はつながってるね私達」と話していたのだが、まさにそれを実感できた出会いだった。しかも名前が私と同じ漢字の「晶子」だったのだ。藤野町で行われた「卯月市」で手に入れそこなった絵本「wor un nociw」をゲットしにやって来たという「JOE」はさっそく夜に月を見ながら、水の音と本を楽しみますと喜んでいた。「I L ove nociw」展にも顔を出してくれた「タツヤ」はクラブ帰りにそのまま登場。屋久島の貝に描いたペンダントがとても似合ってたな。母屋の二件隣りに住んでいる「あやこ」ちゃんと息子も初登場してくれた。彼女とはいつもnociwの散歩の時に会って挨拶を交わす程度だったのだが、先日の個展に来てくれて絵を見て本当に驚いたらしく、ござれ市にまで足を運んでくれたのだった。私には彼女が日本猿の研究者だったということの方が驚きだったのだが…。そして同じく長い旅から帰ってきて、今年から近所に暮らし始めた「ゆういちろう+みちよ」も高尾山をひと登りしてからやってきた。先日めでたく夫婦にもなった彼ら。前日も会っていたというのに、また会って、一緒に笑って帰えってきた私達。本当にシャンテイな一日だった。11月と12月はツアーに出るので休むことになるが、ござれ市のボスや業者のオヤジ達から「∀ちゃん、頑張ってくるんだぞー!ひとまわりも、ふたまわりも成長して帰ってこいよー!」と背中を押され、また新しく一歩前へと踏み出す力をもらった。ありがとう!みんな。

_ 2011.08.21_>>>_雨そして時々くもり




































朝からあいにくの雨で始まった8月のござれ市。午前中には止むだろうとの予報もハズれ、降ったり止んだり繰りかえしの落ち着かない空模様の1日であった。業者の数はいつもの半分以下でちょっと寂しげな雰囲気ではあったが、そんな雨の中でも訪れてくれる人々がいたことが嬉しかった。高尾の友達一家「石井家の人々」がやってきた。「とも」と「さちよ」はこの秋に蕎麦と雑穀料理のお店「杜杜」(とと)をオープンさせるために只今奮闘中である。石臼で挽いた本物のそばを味わうことのできるお店が、近くにできるなんて本当に楽しみ。登山の帰りに立ち寄りたいと人々から慕われる話題のお店になるだろう。「なるき」と「なな」の子供達もきっと楽しいだろうなぁ。「こうた」と「かなみ」がやってきた。ちょうど私が「ひかり祭り」に出ている時に、彼らは富士山に登っていたようで「ひかり祭り行きたかったです〜」と残念がっていたが、富士登山もとても貴重な体験だったようだ。ござれ市常連の「天晴」も友達の「いずみ」ちゃんを連れて来てくれた。毎回色んな人々に私のことを紹介してくれていて、ほんとにありがたいっす。同じく常連の「アツシ」は2個目の「yuk&rera」マッチを買っていった。タテタカコのファンの「山田」くんは「毎回来ようと思ってて、今日やっとタイミングがきたんですけど時間がギリギリでぇ〜」と超あせりながら走ってやってきてくれた。初めてござれ市に来てくれた「藍」は雨上がりのお寺散策を楽しんだようだ。久しぶりの「ナカ」ちゃん「ノリ」「竜宏」の顔ぶれが見れたのはホントにうれしかったな。弁天池には美しいハスが花を咲かせ、今年も夏が過ぎてゆくことを静かに告げていた。

_ 2011.07.17_>>>_晴れ








































今回のござれ市は暑かった。あまりにも暑かったので業者のおやじ達ものびていた。こんな炎天下に出てくる人達はいつもより少なかったが、それでも夏の賑わいを見せていたござれ市。業者の娘の「凛」が来ていた。中学生になって背も伸びて少し大人っぽくなっていたが「∀といると自然に笑顔になれるぜ!∀サイコー!大好きやでー!」と言葉は男の子っぽくなっていたのには可笑しかった。以前「pirika」にいたRyokoちゃんが彼を連れて来た。1年ぶりにござれにやって来た「ナオ+マサシ+テル」子供の1年の成長ぶりには本当に驚かされる。アトリエ展にもやって来たござれ2度目の「U2」秋、西荻窪に「ajito」というギャラリーをオープンする予定で「∀の個展をぜひ!」と誘ってくれた。今回はノートに「calling」という詩を書き残していってくれたいいやつ「勝」。「気になる作品があったので次回もまた来ます!」という「yugo」。「アトリエ展には何度も行ったのに最終日に行けなかったのが残念!」と言っていた「アツシ」。今回初めてござれ市に出店したという、チベット美術を扱う店の主人から「うちに来たお客さんですがこの絵を是非見てもらいたいと思ったので連れてきました!」と突然連れ込まれた「透」くん。ギャラリー「nociw」時代からのお客さんで今はバリ帰りの高校生の「ゆうじ」ヌンチャクに目覚めていたのが「なるほど。そう来たかー!」と驚かせてくれた。などなど今回も盛りだくさん。ござれ市に参加して以来初めて他の業者を全員見送り、最後に帰った1日だった。

_ 2011.06.19_>>>_曇り



























   







アトリエ展開催の中、この日はアトリエをお休みして「ござれ市」に出席した私。DMを刷った後で「なにもアトリエ展をやってるんだから、ござれを休んでもよかったんじゃない?」とNOBUYAに言われ「確かにそうだったかもなー」と気づいたのだが、行ってみて「やっぱり来てよかった!」と思えたござれ市だった。この日に来ることを楽しみにしていた人達がいたからだ。前日にはアトリエ展にも来て、この日には初ござれ市にもやってきた「けめ」もいたしね。一緒に来たござれ二度目のお友達も「stone drawing」の作品に触れて感動して涙を流してくれてたし。長い旅から帰ってきてやっと「ござれ市」に来れたという「悠一郎」や「美千代」もいた。彼らは旅に出発する時も「ござれ市」から旅立っていったんだっけ。そして日本に無事着地して、なんと高尾に越してきた。そしてなんとなんと前日アトリエ展で2人の婚姻届けの証人としてNOBUYAと一緒にサインとハンコを押したのだった。美千代の姉妹の「Hazuki」や「chifumi」や悠一郎の親友の「もっくん」も来た。久々に会った最近結婚したという「エースケ」はパートナーを連れ立って現れた。高幡不動の革細工職人の「tomo」のお店のお客さんだという「マツシ」や、たまたま通りかかったら一枚の絵が気に入ってゲットしてしまったという「ハル」や「ゆうか」。アトリエ展に通っている「こすみ」や「こうへい」や「りん」や彼らの家族達。みんなみんな来てくれてほんとにありがとう。やっぱり「ござれ市」は私にとっては気づきがいっぱいの大切な修行の場です!(笑)

_ 2011.05.15_>>>_晴れのち風




























   







4月のござれ市は青森ツアーでお休みしたので、久しぶりの感じがした今月のござれ市。「すがすがしい」という言葉がぴったりの晴れやかな1日だったが、時折風のいたずらがやってきては去っていった。
珍しくやってきた業者の娘の「笹音」。ずいぶん背が伸びていてもう5年生だという。彼女の姉の「りん」や従姉の「ちー」が私の事を「アキコ!」と呼び捨てで呼ぶのに対し、笹音だけは「アキコさん」となぜか「さん」づけで呼ぶことを「どうしてなの?」と聞いてみたら「だってアキコさんの絵はとってもすごいし、アキコさんおもしろいから…」と真顔で言う彼女。なんだか可笑しくて愛おしかった。高幡不動の革職人「トモ」が愛犬「チェリー」を連れてやってきた。事情があって6才から引き取り今は8才だというが、2人の間に愛の絆が結ばれていて嬉しかった。「天晴」君が友人の「裕梨」ちゃんを連れてきてくれた。「タテタカコ」経由で私の存在を知ったという人達も2組いた。ありがとう!タカコ。美容室「ハルモニア」で絵を知り、来てくれた青年。初めてのござれ市に1人ふらりとやって来た高尾の蕎麦職人「トモ」。彼はもうすぐ高尾で自分の蕎麦屋をオープンするために只今準備中だ。その店には何と私の「Mother Tree」の原画が飾られることになるという。楽しみだな。9月に個展をやる「ギャラリー大屋」のまゆみさんから、ござれ市の存在を知って来てくれた素敵なファミリーもいた。そして高尾の愛すべきファミリー「taba&meg」この日はtabaの誕生日でもあった。いつもありがとう。みんな。愛してます!6月のアトリエ展でも待ってるね。ござれ市の日はアトリエ展をお休みしてここ高幡不動尊にいます。どうぞよろしく!

_ 2011.03.20_>>>_晴れのちくもり






























震災のあとの「ござれ市」。はたして開催されるのだろうかと思っていたが、やはりござれは開かれた。業者の中にはガソリンが手に入らずに、休んでいた人達も多かったが。お客さんも思っていたよりもいて、みな久しぶりに外に出て気分が解放されているようだった。被災地への救援募金の箱を持って歩きながら、懸命に声を上げて呼びかける僧侶達。子供からお年寄りまでそれぞれに祈る人達。そんな輪の中にいて「自分は自分にできることをただ一生懸命にやるだけ」という思いを改めて強くした今回のござれだった。茨城県から避難してきた若いカップル。初めてのござれ市でこの場所にたどり着いて「本当に∀さんの絵に出会えてよかった」と心から言ってくれたこと。代々木上原の「ELDNACS」でござれ市の存在を知りずっと楽しみにしてやってきてくれたという若者達。「こんな時だからこそ∀さんの作品に触れてホッとしたかった」という常連さん。誕生した我が子「清志」を見せにやってきてくれた「俊次」と「実里」。つながることの大切さを身を持って味わった特別な一日だった。感謝しています。祈りとともに…。

_ 2011.02.20_>>>_くもり






























2月のござれ市はくもり空だったが、境内に咲く梅の花々がなんとも香しく美しかった。丁度その前まで2週間くらい体調を壊し、寝込んでいたので
久々の外出がここ高幡不動尊になったことは、守られているような気がして安心感があった。冷やさないようにと、しこたま着込んで行ったので、まわりのオヤジたちが「寒い寒い」と言ってた時も、平気でいられたのは嬉しかったな。今回のことで体の大切さが本当に身にしみたので、もっと体の声を聞いてあげなくちゃと反省しました。ごめんなさい。初ござれ市にやってきた芸大生で笙吹きの「ジュンペイ」突然絵を見て笑い出したので「どうしたの?」と聞くと「いやぁーっ。とにかく懐かしくて懐かしくて心の底から嬉しさが込み上げてくるんですよー。∀さんの絵の中の記憶に、僕にとって必要な情報がたくさんあるんです!」と興奮して話す彼。実におもしろいヤツだ。何年も前からずっと来たいと思っていて、やっと来れたという「きよみ」と「Luke」オーストラリア人の彼は以前、直感で自分のお母さんに私の画集をプレゼントして、とても喜んでもらえたんだとか。嬉しいな。これから2人で世界旅行に出たあとは、いずれオーストラリアに住む事になるかもしれないという彼ら。「とにかく∀さんの絵は、僕の故郷の街で絶対受け入れられると思うから是非個展をやって欲しいし、その時は家に泊まって欲しい!」と熱烈なコールをくれるLuke。「生まれて初めて絵を買いたいと思いました。旅の資金と相談させてください!」と真剣に話すきよみ。作品を通して彼らのような心のきれいな人達に出会えることは、絵描きとしての楽しみのひとつでもある。ありがとう。感謝です。

_ 2011.01.16_>>>_晴れのち風








































2011年初のござれ市は、みごとな晴天に恵まれた。我が仲間達がいる屋久島での「手づくり市」は雪のため中止。この他日本各地が雪に見舞われた中で、この高幡不動尊の境内だけが、ぽっかり晴れ渡っているような幻想を見た。朝から何も食べず向かったござれ市。珍しく昼食をとる間もないほどに人々が往来していた。お客様は神様。ほんとうに心からそう思った2011年のスタートだった。毎年、1月のござれ市に来ることを一家の恒例行事としてくれている「山中ファミリー」今回は彼らの家族も同様の「ヨッシー」を連れてきてくれた。高尾の仲間「taba」や「ヤーマン」、pirikaの「yuka」。隣の藤野町に暮らす夫婦「なお」と「あや」。昨年の「ウレシパ・モシリ」で出会った「Dr.G」。そのウレシパ・モシリのオーガナイザーだった「アース・トライブス」の「Dai」と「恵美香」と「愛虹香」。「デーナ・ハンチャード」の大ファンだという「真一朗」、「ホリスティック・アース」の「たかぴー」と「てんきー」、3月に自分が主催するベジパーティーに∀&Nでの参加を依頼してきた「天晴」くんなどなど、驚きの顔揃えだった。中でも一番驚いたのはミュージシャンの「タテタカコ」とそのプロデューサーの「村ちゃ」が顔を上げるとそこに立っていたことだ。昨年は彼女のニューアルバム「Harkitek or ta ayoro」のジャケットアートを描き下ろす機会に恵まれそれ以来、夫婦共々仲良くさせてもらっているが、この4月には仙台と弘前でタカコのライブと私のアート、そしてNOBUYAのDJという形でのジョイントが実現することになって、今からとても楽しみだ。村ちゃに感謝である。タカコもとっても嬉しそう。大好きなnociwと一緒だしね。私もNOBUYAも本当に今が0地点という感じだ。1へ向かっていこうと心が沸き立つのも、まわりで応援してくれるみんながあってのこと。いつも感謝しています。今年もよろしく!