_ 2006.12.17_>>>_くもり















雨に降られずにすんでホッとしたござれ市。しかも気温が平年よりも高く、外にいても全然寒くなかったので大いに助かった。そのせいか、今年最後ということもあってか、たくさんの人達が訪れてくれておおにぎわいの一日となった。今回のござれでびっくりしたことがあった。それは業者のオヤジの中に中国人がいるのだが、今まで何年か付き合ってきて、彼は毎回同じことしか言わない奴だった。「どう?もうかってるか?今日は幾ら売れた?この絵売れるのか?」というセリフだ。本当にこの言葉しか聞いたことがなかったので、私は少しうんざりして「あぁ。またか。」ぐらいにしか思わなくなっていた。それなのに今回初めて違う言葉を喋り出したのだ。私は耳を疑った。だって人相までがガラリと変わっていたからだ。澄んだ目になっていて見違える程肌のつやが良くなっていた。「あなたチベットへ行ったらいいよ。チベットの昔の絵。いい絵いっぱいある。それ見たら、あなた見たらきっといい影響受ける。そして日本帰ったらもっともっといい絵描くよ!」「???」何がこのオヤジを変えたのか?それとも変わっていたのはこの一瞬だけでまた元に戻るのか?その答えは次回のござれ市で分かるのかもしれないが、私にはとにかく驚いた出来事だった。まるで神様から言われた言葉のようにとってもありがたく感じられたのだ。今年のござれも色んな出会いがあった。一年一年と年を重ねる度に目には見えない大切な宝物がひとつづつ増えていくのを感じている。わざわざこんなへんぴな場所に足を運んでくれた物好きのみんな、ありがとう。写真で紹介しきれなかったみんなも来てくれてほんとうにありがとう。みんなが幸せでありますように!

「ゆうすけ」と「あき」には作品の写真撮りでいつもお世話になっている。アトリエに重い機材を持ってきてはパシャパシャと写真を撮り続ける二人。そのコンビネーションは阿吽の呼吸だ。今回は「あき」のお姉さんの結婚祝いに私の絵をプレゼントするためにやってきた。去年は「ゆうすけ」のお姉さんにも私の絵を贈ってくれた。二人の家に飾ってある絵をとても気に入っていたという「あき」のお姉さん夫婦。お姉さんは琴を、だんなさんはギターをやっているという弦楽器夫婦。「あき」は二人らしい絵がそれぞれ一点づつあってひとつに絞れないとずっと悩んでいた。そこへ「ゆうすけ」が「何も一点に無理矢理絞らなくたっていいんじゃない?」と言って結局は二点に決めた二人。「ゆうすけ」と「あき」にそれぞれ一枚づつ持って貰って絵の面を合わせひとつのプレゼントにした。包みを開けた時の二人の顔が楽しみだね。

溝の口にあった私のギャラリー「nociw」を雑誌で知って、やっと訪れた時にはクローズしていたという「玲央」くん。念願だったという私の絵にありつき、貪るように集中して絵を見てくれていた。その姿があまりにも真剣そのもので私の方が感動してしまったくらいだ。もう心配しなくてもいいよ。月に一度、私と絵はここにいるのでまた会いに来てね。ピッカピカのスニーカーがとってもお洒落だったな。

このあいだ行った個展「RED DATA ANIMALS002」で初めて私の絵を知ってござれまで来てくれた「花織」ちゃん。私がこの日ござれでゲットした「牛のキャンドル+お香立て」をえらく気に入り「まるで∀KIKOさんの世界から飛び出てきたみたい。可愛い!」を連発。絵を置く場所の空気や光りで絵の表情が違って見えたことにとても感動したそう。とってもチャーミングな女の子だったな。

高尾で知り合った仲間「つくし+たけし」。「つくし」は絵描きで「たけし」は写真家+ミュージシャンの芸術家夫婦だ。私の個展が始まる2週間前に最愛の息子ホワイトシェパードの「ユタ」を亡くした。ござれに来たのは初めて。前の日に母屋に突然やってきた二人が話し出した。「今さ、家の中のユタがいた場所にたけしの好きなインディアンの写真集とつくしの絵とユタとノチュウが遊んでる写真と∀KIKOの今回の個展のカードを飾ってあるんだけど、ある時風もなく何かが触れたわけでもないのにいきなり∀KIKOの個展の対のオオカミの絵がパタンと倒れて後ろからござれ市の龍の絵があらわれてさ。そしたら写真のユタとその龍の絵がまったく同じポーズと顔をしてたんだよ。びっくりしてさ、そしてなぜだか涙があふれて止まらなくなったんだ。そうかユタは龍になったんや。そう思ったんよ。」私はその話しを聞いてすぐにあるビジョンを浮かべた。高幡不動の奥の院「大日堂」にある「鳴り龍」。昔の宮大工の匠の技が作り上げた傑作で、天井に描かれてある龍の下で柏手を打つと龍がなくという仕組みのものだ。初めて聞いた時、私は確かに龍の声を聞いた。そのことを伝えたら二人はやってきた。そしてユタの声を聞いてきたという。参拝する時ふと見ると龍とユタにそっくりな白い犬の絵馬が並んで掛けてあったそうだ。

「たつなり」はギャラリー「nociw」の常連で「ゆかり」は「たつなり」の最愛の恋人。「ゆかり」が個展の時に撮ったという写真をわざわざファイルにしてプレゼントしてくれた。どれも私が持っているものとはかぶらないもうひとつの視点で撮られていた。さりげなく私が映っていたりして自然で臨場感があるものばかり。太鼓を叩くことは知っていたけど、こんないい写真まで撮るなんてね。なるほど「たつなり」も写真をやるから、本当に二人はお似合いだよ。いつまでも仲良くね!

今度九州は熊本でお店をオープンするという「もっちゃん」。自らもアクセサリーを作る職人で同じく靴を作る友達とともにそのお店を創っていくらしい。お店にはJUNEのキャンドルやMARKのクリスタルとともに私の作品集も置きたいとのことで、MARKとともにはるばるござれ市まで足を運んでくれた。しかもお店の看板的存在にしたいといって絵をオーダーしてくれたのだ。その絵を描くために来年熊本へ呼んでくれるとのこと。そこで日の国熊本のエネルギーをキャッチして製作に入る。考えただけでもワクワクしてくる嬉しい話。何か来年が楽しみだなー。ありがとう!もっちゃん。

私の古くからのファンに太鼓叩きの「りえ」という人がいるが、その「りえ」の所で私の絵を見て大好きになってくれたという福岡から来た「華子」ちゃん。こう書いて「つやこ」と読むそうだ。なんかいいね。「あのー九州でも∀KIKOさんの絵とか見れないとですかねー。」と聞かれすかさず「もっちゃん」にバトンタッチ。グットタイミング。正しい道を進んでいる時は物事がスムーズに流れていくんだよね。今度は九州で会えるかもね。つやこちゃん!

高尾仲間の「たけお+ゆうこ」のお友達「綾子」ちゃん。「ゆうこ」とは職場が一緒なのだそうだ。「ゆうこ」の職場は家から歩いて5分の「駒木野病院」。あの病院にこんなさわやかな花のような子がいたら、みんな癒されるだろうなー。勿論「ゆうこ」のようなりんとした花のような人もいると引き締まっていいよね。「たけお」が着てた私の精霊の岩のTシャツがお気に入りだという彼女。「私も着たらゆうこさんに怒られそう。」なんて言ってたけど大丈夫だよ。きっと。それにとっても似合いそう!

今年の四月の私が唯一ござれをお休みする月に一度来てしまったという「佳奈美」さん。千葉からわざわざ足を運んでくれてありがとう。今回会えてとっても嬉しかったと言ってくれた彼女。どこか矢野アッコちゃんのような雰囲気を醸し出しているとっても素敵な女性だったな。これはちょっと自慢だけどわたしのファンの人達って本当に素敵な人が多い。今回の個展でも「いらっしゃる方々が本当に素敵な人ばかりでびっくりしました。」とギャラリー側に言われたのだった。うん。素敵っていいね。



_ 2006.11.19_>>>_くもり時々雨













4時42分に目が覚めて5時50分に家を出た。さすがにまだ薄暗い。私はござれ市に向う朝の道が好きだ。道路も空いていて、夜更かし組か早起き組の人達が時々ポツリポツリと歩いているだけ。空の表情はいつも違う。この日は曇りで雨も予想されていた。着いてみると「菊まつり」で境内は菊だらけだった。いつもはメイン通りに店を構えているオヤジたちもこの日は菊たちにその場所を譲って奥へと押しやられていた。そのことと、この天気を口実に休んでる奴らがけっこう目立つ。「そうだよなー。この天気じゃねー。」果たしてお客はやってくるのだろうか?と思いつつ私のござれ市が始まった。

「ELDNACS」で私の絵を知り、先日「cafe slow」で開催した個展にもやってきてくれたという二人。「紗永子」ちゃんと「taba」ちゃん。実は10日に両国で行われたダライ・ラマの公演会でも偶然会った。その時にござれ市の話しをしたのだが、まさかこんなにすぐ来てくれるなんて。それもこんなお天気の日に。嬉しかったな。「久々に都内を脱出できて本当に良かったです。」とtabaちゃん。色々迷った末に紗永子ちゃんは鹿の絵のコピーを、tabaちゃんはstone drawingを持ち帰ってくれた。「もう飾る場所も決まっているんです!」と満面の笑みの彼女。ぜひ対話してみてね。来てくれてありがとう。

「chico」は「MARK」の彼女。個展の前に行ったキャンプの時からぐっと近くなって、搬入・セッティングを手伝ってもらうようになってから一緒に過す時間も増えて、私にとっては家族同然になった。ござれにもずっと来たいと思ってくれていたようで、こんなお天気でお店もいつもよりうんと少なかったのに、とっても喜んでくれた。しかも靴作りをする彼女にとって、とってもぴったりな道具となりうる真っ赤なかわいい足型が、しかもとても安く手に入ってニコニコだった。それにしても出来過ぎじゃない?きっと神様がchicoがやって来るっていうんで用意しといてくれたんだよ。きっと!

立川のお蕎麦屋さん「無庵」で働いている「洋平」くん。同じく無庵で働く「陽香」さんが先月のござれに来てくれて、スタッフの彼を連れてきてくれたのだ。7月だったか無庵で板前をしている「一宏」くんも来ているのでこれで無庵には三人もの顔見知りができたことになる。「今度是非そばを食べに来てください!」と陽香さんに勧められたので、これは食いにいくしかないなーと思っている。こんなに感じのいいスタッフばかりを集めたこだわりのお蕎麦屋さんとなればきっと旨いに違い無いもんね。来てくれてありがと。

初めてござれに登場した「遠嶽」御夫妻。じっくりまじまじと作品に見入っている理恵さんの側で、やはりただならぬ視線で絵を見ている男性がいて最初は夫婦だとは全然気づかなかった。「ここを知ったきっかけは?」と聞くと「呼ばれました。」とお二人。理恵さんは何の迷いもなく原画を2点選び、御主人はstone drawingに手をかざし「うん。これが私の石だ。」と即決。長年ござれをやっていると、こういうお客さんと遭遇することが多々ある。しかも不思議にこの日のような悪天候の時に多いのだ。ござれ市は読めないところが本当におもしろい。不動明王のなせる技である。感謝です。

いつもより早々とオヤジたちが片付け出したので、「もうお客さんも来ないよなー。」と思い、私も片付けに入って、ほとんど終わろうとしていた頃にやって来てくれた三人。「裕介」くんと「裕果」ちゃんと「英史」くん。あわてて箱の中から作品を取り出し陳列してなんとか見てもらうことができた。裕介くんは先日の「REDDATA ANIMALS」の個展に来てくれて初めて会った。そしてこんなにもすぐに「ござれ市」に来てくれた。こんなお天気の日だというのに友達まで誘ってくれて。三人とも寒い中にもかかわらず、いっぱい感じてくれてどうもありがとう。メガネの英史くんは自分でも絵を描くらしく、ノートに「あした、オレも絵を書こー。」と一言書いてあったのがとても嬉しかった。



_ 2006.10.15_>>>_晴れ













天気に恵まれ絶好のござれ日和となった。個展の搬入を翌日に控えて、いつもとはまた違った気持ちで迎えたござれ市。私的にはこの日から個展が始まったようにスイッチが入った。直前にして果たしてどんな人々がやってくるのか?と思っていたら何と懐かしい人達がやってきて、今度の個展が私にとってひとつの節目になることを物語っていたかのようだった。

「陽香さん」。ふらりとやって来た彼女。ござれ市に来て偶然私の絵を見つけた様子だったが、2日後メールが来て、私のHPでござれのページを見ていたら、知り合いが出ていてびっくりしたとのことだった。それに、あの時、私にはとても平静に見えていたが、彼女の中では絵を見た瞬間、強い力で下界と彼女が切り離され、気がついたら意識が絵本の中に在って、その中で呼吸していたそうだ。これも何かの縁だね!

NOBUYAがもとやっていた美容室「PIRIKA」の今のオーナーである「ヤマシン」のお客さんだという「麗誇さん」。依然からお店に飾ってあった私の絵が気になっていたらしいが、ござれの前日たまたまPIRIKAに行ったら、フライヤーを渡されたので「このタイミングだ!」と意を決して早起きをして来てくれた。心にメルヘンを持っている素敵な女性でした。

1999年に国立の「祖母庵」で個展を開いた時に、原画をいともあっさりと買ってくださった郷田さん夫妻。それ以来の再会だったので本当に懐かしさが込み上げてきた。しかも珠のように美しい赤ちゃん「あかりちゃん」という新たな家族に出会えたことが、とても嬉しかった。幸せそうな3人の顔を見て、私も幸せになりました。ありがとう!

「Eldnacs」で私の絵を知ってござれまでやってきてくれた「江里ちゃん」と「千登勢ちゃん」。会うなり目にうっすらと涙を浮かべてくれて、私の方が感動したよ!「2人とも本当に∀KIKOの絵が好きなんだなぁー」と思うほどじっくり、じっくりと味わってくれて、やってきたお客さんにお勧めまでしてくれて、嬉しかったです。これからも仲良しの2人でいてください。

ギャラリー「nociw」が溝ノ口のフィオーレの森にあった頃、同じ2階にある「norsk」でスタッフとして働いていた「みか子」が、だんな様の「勝くん」を伴って久々にござれに来てくれた。新婚の2人は相変わらず仲が良く、みか子がとても幸せそうなのが嬉しかった。あの頃nociwで一緒に過した時間は私達をずっと結びつけてくれる。そんな気がしたよ。

ご近所友達の「EMI」が従兄弟の「多栄子」を連れてきた。「多栄子」はアイヌ刺繍をやっている。彼女もまた「EMI」と一緒で、アイヌの文化を新しい感覚で盛り上げていこうとしている1人だ。私が知るアイヌはみな何かかしらの表現をしているが、それにしてもやはり、芸達者が多いというか生まれながらにしてアーティストだなーと思う輩が非常に多い。素敵だ。「りうか」と「かんと」もご機嫌だったね!

「たつなり」はギャラリー「nociw」の常連だった。nociwの近くに住んでいつもnociwのそばにいた人。手にはいつもカメラが握られていて、なにげない普段のnociwの風景がよく撮られていた。だからnociwがない今でも「たつなり」に会うと強烈にあの頃を思い出す。そして従兄弟にでも会ったような気分になるのだ。そんな「たつなり」もまたちょっと大人になっていたな。来てくれてありがとね。



_ 2006.09.17_>>>_くもり





















天気予報では雨だったはずだが、幸運にも降られずにすみ、助かった。久しぶりに13才の大好きな友達「ちー」がやってきた。「私たちもさー何だかんだいってもう7年の付き合いでしょ?長いよねー。私の友達の中で一番長い付き合いだよ」としみじみつぶやくちー。「そっかぁー。そんなに経つんだなぁー」と私もしみじみ思い返した。そもそもここに来ることになったきっかけというのををちーが話し出した。「初めてござれ市で会った時さ、∀KIKOと話してて、あっ。こいつは面白い!って直感で思ったの!」「それはそれはありがとう。私もね、ちーに出会えて感謝してるよ。ちーは私の福の神だしね」そう。ちーが来ると決まって運気が上がるのだ。「それをいうなら∀KIKOは私の笑いの神だよ」とちー。「∀KIKOってさ。いつも笑ってるじゃん。そういう存在って今の世の中では貴重だと思うよ」今までこんな風にちーが自分の考えを伝えてきたことはなかったのでちょっとびっくりした。成長するって美しいな。昼飯を買いに行って戻ってくる時、高幡不動尊の「阿仁王」「吽仁王」が睨む正門をくぐり抜けようとしたら、目の前に「MARK」とおぼしき人物がいたので、すかさずそっと手を握ってみたら、意外にも彼は すっごく驚いていた。「こんなに驚いたのは久しぶりだよ!」だなんて。(笑)とにもかくにも今回もまたいろんなタイミングがこの時という瞬間に結ばれたかけがえのない一日だった。荷物を全部リヤカーに積んで駐車場に行き我が家の車にしまい終えたとたんに、ポツリポツリと雨が落ちてきた。

業者のおやじ。「にゃんたむ」さん。大のネコ好き。彼の店にはうさん臭く得体の知れないものたちが所狭しと並べられ、それぞれが独特のオーラを放っている。20年くらい前、この商売を始めた頃から何故か骸骨に惹かれていったという彼。ある時、お客として来た女子高生に「なんでこんな気持ちの悪いものを売ってるのか?」と聞かれ「だって生き物はみんな死んだら肉は朽ちるけど骨は残るんだぜ。なぜこの形なんだろう?不思議だなって思わないか?」というようなことを言って聞かせるうちにその子もすっかり骸骨の魅力に取り憑かれてしまい、その後本格的なコレクターになってしまったのだそうだ。学校を出て堅気の仕事についてからも趣味で収集を続けていたが、とうとうその骨たちがもとで今度は野生動物に興味を持ち始め来春大学を受験することになったのだそうだ。その女子高生も今では36才だという。実は彼女だけでなく他にも人生を狂わせてしまったやつらがたくさんいるという彼。「でも俺、責任は取るよ!」そう言って「にゃんたむ」さんは眼鏡の奥で笑った。ますます怪しい...。

雑誌「coyote」の広告営業をしている「ボビー」が遊びにきてくれた。ござれ市に来たいと前々からMARKに言っていたらしいいが、二人は別にこの日、待ち合わせをしたわけではないらしい。気が合ったんだね。ござれの感想を聞いてみると「なんとも不思議な空間ですよね。おもしろいです。来る途中、古い鍵ばかり置いてある店があったけど、あれを買う人もいるんですよね?」そう。売る方もマニアなら買う方もマニアなのだと説明する。ようするに人生を楽しんでいる連中が集まって「商売ごっこ」をしているのだ。高幡不動尊で「ボビー」はなんとおみくじを引いていた。出たのは「末吉」末吉についてあれこれ突っ込みを入れるMARK。でも吉は吉だもんね!ありがとうボビー!

ござれは二度目という「隼夫」くん。一度目はなんとなく来ただけで私の店には気づかなかったらしい。けっこう死角に存在するからね。気づかない人は気づかないのだ。それがREVOLVERで私のサイトを知って「えぇっ!まさかござれで会えたなんて!早く知っておけばよかった...」と思ったらしい。前は近くに住んでいたそうだが、今は仕事で茨城に飛ばされてしまったのだそうだ。絵を買いたいと思ってきてくれて、ものすごく迷いに迷って、ござれのフライヤーにもなってる龍の絵のコピーを選んでくれた。目がとってもきれいで印象的だった。そういえば「千と千尋の神かくし」のハクに似てたかも。

またまた登山家の由美子が主催する「からっぽくらぶ」のメンバーが来てくれた。幽霊部員(笑)の「慶子」さんと「秀明」さん夫婦。ずーっと来たいと思っていてやっと来れたんだそう。スキーが大好きな二人は、やはりスキーで衝撃的な出会いをしたんだとか。「でも決してゲレンデマジックじゃないですよ!」と慶子さんは断言していた(笑)山が好きだというだけあって「stone drawing」に惹かれていた二人。それぞれ違う石が気に入っていたが、結局「じゃあこれにしよう」と慶子さんは秀明さんが好きな方の石を選んだ。優しいね。二人の仲の良さが伺い知れた素敵な場面だった。

candle JUNEのサイトから∀KIKOの絵を知ったという「けい子」さん。とても丁寧にじっくりと作品を見てくれていた。特に私の木の作品「tree drawing」が気に入ったらしく「さわっていると心が落ち着きます。すごくかわいい!」やはり物好きはいるのだ。石や木を見て同じように感じる人間が。そういう連中にまぎれもなく私は生かされているのだった。ありがたい。結局一番最初に手にとった「tree drawing」を「もう。このまま抱いて連れて帰ります」と言って大事そうに抱きかかえながら彼女は去っていった。首に巻いたストールがとても素敵なお洒落な女の子だったな。



_ 2006.08.20_>>>_晴れ一時雨






















朝から暑かった。あまりに暑いせいか今回のござれ市は業者もお客もいつもよりぐっと少ないようだった。そんな日でも私のブースだけは、天気とか気温とかそういうこととは関係なくマイペースな感じで、いつものように人と時間がゆるやかに流れていた。しかも今回の客人たちの顔ぶれは、何とも不思議な顔ぶれで「何故この面々が今日という同じ日にやって来たのか?」と考えさせられた一日だった。それぞれの客人たちは出会うこともあれば、出会わないこともある。でも、それぞれが「ござれ市」というひとつのステージでの登場人物なのだ。実は毎回その日の登場人物たちの流れにはひとつのメッセージが潜んでいる。それを見つけ出すことが楽しくて「ござれ市」がやみつきになってしまっているのだ。

以前彼女のお父さんをここで紹介したことがあるが、彼女は「金子和美」もう8年も前に「ござれ」に出た時からのお客さん。最初に私の絵を見た時の反応が凄くて今でも印象に残っている人。それ以来、お父さんともども、いつも暖かな声援を送ってくれ、今では会うと親戚のような感覚になってしまう親子である。彼らは本当に家族愛が強くて「親子の鏡」のような存在だ。その秘訣はお互いの自由さにあるという。素敵です。

「きゃあーっ!∀KIKOさん会いたかったーっ!」と元気ハツラツでやって来た「みほちゃん」と「よしただくん」。「みほちゃん」は北海道に旅した時に、私の絵に出会ってから、いろんな場所で私の話を耳にしてずっと会いたいと思ってくれていたそうで、満面の笑みで登場してくれた。「よしただくん」もcandle JUNEを手伝っていた「ポコ」から色々と話しを聞いていて会いに来てくれたそうだ。だからか二人とも初対面とは思えないくらい馴染んでいた。「みほちゃん」はその旅がきっかけで、これから北海道へ移住することにしたらしい。出会いが人生を変えることに喜びを感じている姿がとても愛しかった。

以前このページで紹介した17才の「モモ」の両親である「シロウさん」と「ケイさん」。「シロウさん」はもともとは「ござれ」の業者として20年近くも出店し続けていたが、2年前に病気になったことを機にすっぱりと足を洗い、もともと大好きだった料理を家族だけでなく、色んな人々に食べてもらうべく「ケイさん」とともに国立でアンティークショップ兼カフェ「somoan」をオープンしている。今の生活をとても楽しんでいるようで、見るたび若返っている。「ケイさん」も嬉しそう。素敵な夫婦。一生付き合っていく大好きな先輩です。

ギャラリー「nociw」のお客さんだった「ディナ」と「麻美子」がやって来た。「ディナ」とはギャラリーをクローズしてから久々の再会だったので、本当にうれしいサプライズだった。「麻美子」の粋な計らいに感謝する。二人ともそれぞれnociwファンだったが、ギャラリーがクローズしたあと急接近したようで、お客さん同志が親友になったり、恋人になったりするのを見るのは何とも嬉しい限りである。「ディナ」はNYからやって来たジャズシンガー。東京の「ブルーノート」や「コットンクラブ」でライブを行っている。いつか彼女の歌を聞いてみたい。「言葉がなくても分かりあえる」そんな宝物がこの世界にあることに感謝。

3日前に半年間のインド旅行から帰ってきたばかりという「Akane」と「Buddha」。去年「Akane」がたまたまふらりと「ござれ」に来てここに辿り着き癒されたらしく、今度は彼を連れて来てくれた。久々の日本でしかもインドからいきなりということもあって「都会にいるのはつらい。」とこぼしていた二人。「∀KIKOの絵を見てると吸い込まれて心がシャンティになる。」そう言ってくれた「Akane」。じつはこれから仲間たちと北海道に土地を買って移り棲み、村を作る計画を立てているらしい。「子供からお年寄りまでが仲良く平和に暮らせる場所を自分達の手でつくりたい。」そう熱く語る二人は魂の同志だった。「日本が変わる。」そんな予感があちこちで膨らんでいる今日この頃です。

ギャラリー「nociw」最後の個展に来てくれたという「和也くん」と「由起子さん」真剣にそして丁寧に絵を見ていた二人。結局は「tree drawing」の一本にビビッときたらしく、「今日はこれだったようです。」と満足げに和也くんは言った。なんとなく雰囲気といい洋服の色といい、さりげなく揃いのコーディネイトがされていて、とってもお似合いの二人。はるばる来てくれてありがとう。

「すーちゃん」は会って三度目くらいかな?私の絵の強烈なファンらしく、初めてあった時はいかに自分が好きなのかを延々と物凄く熱く語ってくれて私の方が圧倒されてしまったのだった。自分でも絵を描いているという彼。今まで会った時の印象はけっこう油ギッシュな感じだったのだが、この日現れた彼は坊主頭になっていてガラリとイメージが変わっトいてビックリ。「ヘアスタイルを変えただけで気持ちにも変化が起こりました。今は自然のあるところに引っ越そうと思っているんです。きっとヘアスタイル以上の変化が起こるんでしょうね。」彼に何があったのか?私の絵に触れると心のしこりがスーッと溶ける気がするという「すーちゃん」。また来ればいいじゃん!

「マーボ」は昔からの仲間。私が個展の時に着ている晴れ着の専属デザイナーでもある。私は衣装に入れたい自分の絵と簡単なイメージスケッチを渡すだけで、あとは彼が色の構成や素材を考えてタイやインドネシアを渡り歩き生地を選び、縫う人を選び丁寧に丁寧に作り上げてくれる。今はその晴れ着も一着だが、もう一着作ろうと打ち合わせをするために、この日いきなり登場してくれた。彼のもの作りに対するセンスとこだわりは一流だ。私が死んだあと、もしもいつの日にか私の絵がミュージアムに飾られる時が来たなら、この衣装たちも間違いなく一緒にいることになるだろう。そんな夢を抱かせる大好きな彼の仕事です。



_ 2006.07.16_>>>_くもり時々雨











予報では一日中雨だったが、幸い大降りにはならずに助かった。蒸し暑さに耐えきれず業者のオヤジたちは商売そっちのけで屋根のあるトイレの前のベンチに座って並んでだべっていた。私の前の橋本のおっちゃんもしっかりビールを飲んでいたな。私といえばそんな蒸し暑さが吹き飛ぶような新しい出会いがあり、いつものように今日の日に感謝した充実した一日だった。来てくれたみんなありがとう!

以前にアリエルダイナーでござれ市のフライヤーを見て、今回初めてござれに来てくれた「湊雪さん」と「緑さん」。見るからに縁が深そうな友達である二人は、物作りをするために端切れやら何やらを物色してきたらしい。「また是非来ます!」と言ってくれた二人。目が印象的だった.。

ギャラリー「nociw」があったフィオーレの森のオーナーの三富家と親戚にあたる「まさし」とござれでは何度も登場している「なお」。二人とも大のnociwファンだったけれど、ギャラリーで一緒だったことはない。が、今こうして目の前で幸せそうにしている二人を見ると、何とも不思議で嬉しい限りである。良かったねぇー。そういうことだったんだぁー。いやぁー世の中ホントうまくできてるなー。オメデトーッ!!

元REVOLVERスタッフの「ななえ」と「みか」の同級生「綾乃さん」。本当は彼氏も一緒だったがあえて一人で写っている。みかの部屋で私の画集「wor un nociw」を見て欲しいと思ってはるばる目黒くんだりから初ござれにやって来てくれた。ありがたい。爽やかで美しい人だった。シャイな彼氏もありがとう。

前回来た時に絵が気になったそうで再び訪れてくれた「和美さん」。私のホームページをとっても気に入ってくれたらしい。なんというか蓮の花のような、たおやかな優しい雰囲気を醸し出している女性だった。京王線一本で来られるとのことなので。またお待ちしております!

たまたま何となくござれに来てみたら、ここに辿り着いたという「一宏くん」と「めぐみちゃん」。私の作品を初めて見るというのに、来るなりstone drawingを握りしめ「これください!」と言った一宏くんはそば屋の板前だった。どうりでまっすぐで気持ちがいい奴なわけだ。めぐみちゃんもそんな彼を本当に愛しているんだなぁーと感じる暖かなエネルギーを出していた。凄く素敵なカップル!

お寺が好きだという二人がこれまた、たまたま「今日は高幡不動尊へ行ってみよう!」と思いついて来てみたら「ここに呼ばれてしまいました。」という「正義くん」と「智久くん」。とにかくこの偶然の導きにえらく感動していた二人。色々日々の生活の中で思うとこあって悩んだりヘコんだりするけれど「いやぁーここに来れてホントに良かったぁーっ!!」と心から喜んでくれている様子を見ると、絵描きとしては本望だなぁーと、しみじみ思った今日この頃だった。出会いは不思議だね。



_ 2006.06.18_>>>_雨時々曇り











朝から小雨がぱらつく中セッティングを終える。太陽が見えずに暗かったので、1時間ほど寝坊をしてしまった。梅雨の真只中。こんな日にも果たしてお客さんは来るのだろうか?そう思っていたら「ちー」がやって来た。ちーはお客ではなく業者のおやじの孫娘だが、ほぼ1年振りの再会だった。ビックリしたのは、中1になっていて背がすっごく伸びてお姉さんぽくなっていたこと。相変わらず勉強は一切せずに絵ばかり描いて生きていたという頼もしい奴だ。将来の夢も絵描きから漫画家へと焦点を絞ったらしく、今製作中のマンガを見せてくれた。絵の上達もさることながら、言葉の創造力もすばらしいので絶対漫画家に向いているだろう。自分をよく分かっているのだ。私と同じ年の両親が顔を見せにきて「もー∀KIKOに会いたい会いたいってずっと言ってたんですよ。絵を見せたいって。学校では先生に絵を描いてる時だけはすごく生き生きしていて、それ以外はとたんに赤ちゃんに戻ります。って言われちゃって(笑)」「ハハハハ大丈夫。大丈夫。私もそうだったから!」なんて余計に不安にさせちゃったかも。でも、これだけのめり込むものがあるということは、幸せなことである。本人が幸せであることが一番だからだ。

将来漫画家として活躍するという使命を持つ「ちー」「自分の描いた絵がもしも誰かを幸せにすることができたなら、それ以上の幸せはないよね!∀KIKO」「はい。その通りです。先生!毎日感謝です」なんて会話をしながら楽しいひとときを共有した。ちーは今回も私へ捧げる詩を残してくれた。

「命とは」

命 それは一人の人間の一生 
それでいて人間の命は はかない
それは一輪の花の様である
晶の友は人生の円の中をぐるぐる回る
晶は円の中心にいる 
それは人生の友といえよう


ギャラリーnociwのお客さんだった「のりこ」写真が好きでnociwを愛情たっぷりに撮ってくれた彼女の写真は、私の宝物でもある。今はネイティブの人々に関わるイベントのお手伝いをすることに喜びを感じているそうで、以前よりもさらに暖かいエネルギーを放っていた。いつも気にかけてくれてありがとう。そしてお互い頑張ろうね。

登山家の友人、由美子の主催する「からっぽくらぶ」のメンバーの「奈名」さんが兄妹のような友達の「晶子」さんを伴って来てくれた。先日、私のギャラリーのようになっている由美子の家の一角で作品を目にして、ござれ市まで足を運んでくれた奈名さんはstone drawingの作品を直感で選んでくれた。下向きだった気分がまた上がりそうな感覚になってくれたようで嬉しい。晶子さんは私と字も一緒の名前なので、なんかそれだけで親しみを感じてしまった。作品との出会いに「うれしい気持ち。おだやかな気分でいっぱいです」とメッセージを残してくれた。二人とも色々感じてくれてありがとう。

同じく「からっぽくらぶ」の「祥子」さん。私の絵を見ていると、まるで森の中で過しているようです。と言ってくれた彼女。今度は山に持って行ってたっぷり堪能してくれるようだ。やっぱり自然が好きで普段から自然に触れている人々は私の絵に対する入り方が凄く深い。言葉で多くを語らなくても「ええ。わかります。わかります。この感じ」という風に伝わり方が早いのだ。みんな「からっぽの魔法」を知ってるんだね。

北山耕平さんのブログから私を知り、ござれ市に辿り着いたという尚子さん。訪れてからずっと押し黙ったまま時間をかけてじっくり丁寧に作品を見てくれていた彼女。残されたメッセージを覗いてみると。「ここに来て頭が真っ白になってしまいました。こんなに魅きこまれるのは久しぶりで自分でも戸惑っています。帰って画集を開いて冷静になったら、またメッセージを送らせていただくかもしれません。ありがとうございます」と書かれていた。そんなに感じてくれてこちらこそありがとう。メッセージ待ってるね。

友達に紹介されてずっと私のHPのひとりごとを追ってくれていたという「智成」さん。やっとござれ市に来れたんだそう。彼もまた言葉よりも感覚の人のようであまり話さなかったけど、彼の思いみたいなものは十分に伝わってきた。再びドキドキしながらノートを覗いてみる。「言葉にできないくらい不思議な感覚になりました。ありがとうございます!!」とあった。嬉しいなー。ありがとー。




_ 2006.05.21_>>>_晴れ











長く雨続きだったのでこの日の晴天は待ちに待ったという感じで、人々がいっせいに外へ繰り出したようだ。晴天の開放感。本当に気持ち良くてありがたくて太陽に向かって手を合わせる。「今日はいい日にうなりそう!」という予感通り、満面の笑みでみんなが続々とやって来た。「ありがとう。お不動様!」

ギャラリーnociwのお客さんだった「めぐみちゃん」が彼の「連太郎くん」を連れてやって来た。めぐみちゃんは初めてnociwに来て以来ずっとnociwを大切に心の中で育ててくれている人だ。彼女がとてもnociwを愛してくれていたこと。そのことは彼女からほとばしるエネルギーが語ってくれる。ノートに書き記された彼女のメッセージがいつも踊るように流れているのが特徴的だった。今日のノートには初めてめぐみちゃんの後に連太郎くんの言葉が続いていた。それは一枚の絵のように素敵なページだったよ。

登山家の「ゆみこ」彼女もギャラリーnociwのお客さんだった一人。「グルナビ」で「フィオーレの森」にあるフレンチレストラン「ルナ・ロッサ」を知り食べに来た時、二階に見えるギャラリーがとても気になり入ってみたらそこが「nociw」だった。それが出会いで今では家族ぐるみのお付き合いをしている。だんなの「よっちゃん」息子の「そーすけ」三人揃ってユニークなキャラクターでとても愉快だ。オオカミ犬「nociw」と人間「そーすけ」はもうすっかり友達。ゆみこはござれ市が初めてだったが、「今日ここに来ることは決まっていた気がした」そうだ。

「アリエルダイナー」にいた茉季ちゃんがお友達の洋子ちゃんを連れてやってきた。彼女とは去年のアリエルのBBQで初めて会って、次にアリエル最後のパーティーで会ってこれが三度目だったが、こうして友達を誘って訪れてくれたことがとても嬉しかった。「繋がっていることに感謝したいです」とノートに残してくれたが、本当にこれも縁だよね。洋子ちゃんも初めて私の絵を見るのにすごーく感じてくれて嬉しかったな。それとnociwのこともとても可愛がってくれてありがとう。二人もガンバッテ!表現してね!

「アリエルダイナー」にいた「さとちゃん」と「めぐ」が初めてござれ市に来た。茉季ちゃんとも偶然顔を合わせ久々の再会を喜びあっていた。こうして別々に来た知り合いたちが「あれーっ!」とここでたまたま出会うケースはとても多い。きっとエネルギーが引き合うんだね。さとちゃんは骨休めに石垣へ。めぐはマクロビのお店で働いているらしく二人ともとても元気そうで安心した。「見えないもので繋がっているんだなと嬉しく思います」とめぐもノートに残していたが、本当にそういうことだね。ありがたいね。

「カフェスロー」で行われた「トージバ」のイベントで出会った田中くん.。カフェスローの関係者らしくカメラを片手に忙しく動き回っていた。帰り際「またきっと会っていくことになりますよ」なんて意味深なセリフを残していたが、「初ござれ」にもカメラを片手に登場。昨日カフェスローの五周年のイベントで終電に乗り遅れそのまま朝を迎えてござれ市に直行したそうだ。「いやー天気良くて最高です!」と言いながらあちこちをうろうろし、シャッターを押しまくっていた。不思議な人。

「今鷹くん」と彼女の「みちよ」今鷹くんは私が国立の「somoan」で7年前に開いた個展に一人で現われた時、真直ぐな眼差しで一生懸命語るのが印象的な学生だった。ギャラリーnociwをオープンしてからもよく一人でふらっと現われては空間に漂っていた。みちよは度々友達とnociwに来ていつもリラックスして笑っていたっけ。そんな二人がカップルになってこの六月から二年の歳月をかけて世界を回る旅に出る。ワクワクするね。楽しいね。二人が私を応援してくれるようにわたしも二人を応援しています。思う存分生きよう!。いってらっしゃい!

「のぶ」が友達の「たまきちゃん」を連れて初ござれにやって来てビックリ!あとから「ななえ」も駆け付けた。のぶとななえとはcandle JUNE仲間。しばらく会ってなくてもこうして会うとまたいつものムードになる。かわいい奴ら。元気そうでなにより。のぶとたまきちゃんは一緒に住むための物件探しも兼ねてきたとか。「どこまで山に近づけるかが問題なのよ」とのぶ。二人は物作りをするのでアトリエが必要なのだ。「この際ぐっと近づいちゃえば?」とけしかける。土地が人を呼ぶものだからきっとそのうち二人にぴったりのいい住処が見つかるさ!うん。




_ 2006.03.19_>>>_晴れのち風











風の日だった。五重塔のてっぺんに付いている飾りが、カランカランとまるで教会の鐘のように一日中鳴り響いていた。風の悪戯で何度も展示している絵が飛んでいって、その度拾いにいくのが本当にくたびれたが、境内の梅も満開でそこらじゅうにいい香りが漂っていて「春だなぁー」と感じさせるござれ市だった。

絵に凄く興味を持ってくれたらしく「very beautifull!」を連発していた「Karen」。今日は一人で来たのだが「次回は絶対アート好きのダンナを連れて来る!」と言って笑顔で去っていった。

長野の座禅断食道場で初めてお会いした「佐々木政江」さん。偶然にも近くに住んでいて帰りは車で送ってくれた。その時ござれ市のことを話したら「絶対行くわ!」と言ってくれ、本当に朝一番で来てくれた。このあと新宿へ仕事にでかけたお茶の先生だ。

私がアーティスト活動を始めた初期の頃。8年前に原宿にあった「trang cafe」で個展「Spirit」を開催した時にスタッフとして働いていた「KANちゃん」と「KAORIちゃん」。それ以来一度も会っていなかったが、「Eldnacs」で私があれからもずっと絵を描き続けていて今は「ござれ市」に出ているということを知り感動して会いに来てくれた。二人に会ってあの頃、表参道の路上で絵を売っていた自分を思い出し急に懐かしさが込み上げた。trang cafeのみんながとっても優しかったことは今でも忘れずに覚えている。会いに来てくれてほんとうにありがとう!嬉しかったよぉー!

以前から私の絵を知りファンになってくれたという彼が千尋ちゃんという子を誘って初めてござれ市に来てくれた。なんだかほんわかとしていてとっても感じのいい二人。「握手してください!」と言われ慣れないのでちょっと照れくさかった.....。

「Ague」がとうとう妻の「Emi」と息子の「Kanto」をござれ市に連れて来た。私にとって最高の春の贈り物だった。久々にみんなの顔が見れて嬉しかったな。初めて来たEmiも「気持ちいい所だねー」ととても喜んでいたし連れて来てくれたAgueに感謝した。早く近くに住めるといいね!

ギャラリー「nociw」の常連だった「寿美っち」がお友達の「浩子さん」を連れて初めてござれ市に来てくれた。この間シルクロードを旅して出会った古代の文字があまりにも私の絵と共通するところがあったらしく、その場で一人で感動していたんだそうだ。「寿美っち」もまた私の絵からどんどん中へと入っていって自由自在に旅をする人の一人だ。




_ 2006.02.19_>>>_曇り









朝から曇りで気温も低く寒ーい一日だった。が、こんな日でもたくさんの人が訪れてくれて元気をもらった。「みんなが私にとっての守り神なんだなぁ」と、つくづく思った今回もまた、神様からのご褒美のような胸踊る素敵な1日だった。ありがとう。感謝です!

「Eldnacs」で「simple side.」に出会い、ござれ市に辿り着いた「福井早和子」さん。この春から社会人1年生になるそうで、そんな自分を応援するために∀KIKOの絵を自分にプレゼントしようと思って来てくれたそうだ。初対面なのになぜかそんな気がしない静岡出身の心のきれいな人でした。

nociwの両親の飼い主「ちえちゃん+かっちゃん」のお友達の「安喰さん」。何と彼女はnociwたち5匹の兄妹が生まれる日、たまたまその場に居合わせることになったそうでnociwにとって縁のある人のようだ。

私の絵に一目でファンになってしまったという、元ミュージシャンの今はマッサージ師「大越 忠」くん。「様々な体験を経てきて、今は人の役に立つことを生き甲斐に楽しく仕事をしています」と語る彼の魂がとてもみずみずしかった。

昨々年、知床を自転車と登山で旅をしてラウス岳を縦走して遭難しそうになりながら夜道を5時間1人で歩いたという「松山勇樹」くん。その時の感覚は一生忘れないそうだが、そんな彼が選んだ絵は「マチャプチャレ」聖なる山だった...。

「ARIEL DINER」のスタッフだった「テツロウ」と「カオル」と「テツロウ」のフィアンセの「アンリ」。アリエルを通して出会った3人だがアリエルが無くなった今でも何も変わらない関係だ。お店の立ち上げから関わってきたテツロウの気苦労たるやそれは大変なものだったが、今では解放され、とてもいい笑顔をしていて嬉しかった。今年はとうとう結婚するらしいし.....。そう、まずは自分が幸せにならなきゃね!

「ちえちゃん+かっちゃん」。2人との縁はちょうど1年前の個展「kunne poru」の初日に彼らが焚き火の匂いをプンプンさせながら現れたのが始まりだった。その時に「ウルフィー.」と「ラフカイ」というカナダのオオカミの血をひくオオカミ犬を飼っていると聞かされ異常に興味を持ったのを覚えている。でもあの時1年後の生活が今のようになっているとは想像しただろうか?そのすぐ後「ラフカイ」が身ごもり「nociw」が誕生し、今では家族として一緒に生きているのである。出会いは不思議だ。2人からはほんとうにかけがえのないものを授かった。ライフスタイル全てがカナダ人のような素敵な2人。これからも色んな感覚を共有しながら一生付き合っていくことになるソウルメイトである。

「ユウジ」は溝の口にあったギャラリー「nociw」の近くに住んでいて、小学校に上がる前からしょっちゅう「nociw」に遊びに来ていた常連だった。絵や工作も大好きで独特の感性を持っていておもしろい奴だったのでよく一緒に想像の世界で遊びまくった。「nociw」がクローズしてからはパッタリ会わなくなってしまったが、いつも心の片隅で「あいつ元気かな?」と気になっていた存在だった。すると先日のアリエルダイナーでのイベントにいきなり現われ感激した。「アキコのことは顔も声も全部忘れてなかったよ!」とユウジは言った。「ずーっとアキコに会いたいって言っててここに来れば会えると聞いたんで来たんです」と母親の「マリコ」さん。聞くと昨年末、お父さんが亡くなっていた。闘病生活も長かったらしい。ユウジなりに色んな経験があったのだ。そんなユウジが今一番欲しいのは犬らしく、nociwを紹介するとたちまち気に入ったようだった。ござれ市でもずーっとべったりで離れない。兄貴の「セイジ」も「なんでもスゴイ犬がいるっていうから来たんです」と笑った。マリコさんもそんなユウジを見て嬉しそう。「近いうち、元気を出して生きるために∀KIKOさんのデッカイ絵を買わせて貰いにアトリエに伺わせて頂きます」とマリコさん。それを聞いて満面の笑みで「ヤッターッ!!」と飛び上がるユウジ。また遊べるね同志よ!




_ 2006.01.15_>>>_晴れ









前日の激しい雨がウソのように晴れ上がった今年度初のござれ市。しかも湿度があったのでとても暖かく、まるで春のような陽気に恵まれた。新年ということもあって境内はたくさんの人であふれかえっていた。活気に満ち福々とした2006年のござれ市が
幕を明けた。

2000年にREVOLVERで私の絵を見てからずっとござれ市に来たいと思ってとうとう来てくれた神谷明子ちゃん。遺伝子の研究所に務めているという。「何かおもしろそうな仕事だね?」と聞くと「おもしろいですよ。ふっふっふっ」と笑顔で返ってきた。かなりマニアックでおもしろそうな奴...。

もともとnociwのお客さんから友達になった「みっちゃん」こと三宅光春は私が心から尊敬する現代美術作家でもある。「本当に純粋な人というのはこういう人のことをいうのだなぁ」とつくづく思わせる少年の心を持った一流のアーティストだ。

MIOが専門学校時代からの友人を連れてきた。この日は高幡不動尊へのお参りも兼ねて「護摩焚き」に座りにきたのだそうだ。「護摩焚き」は密教の儀式でお堂の中で火を焚いて祈り心身を浄化し厄を払うもので、無料で誰でも自由に座ることができる。今年はかなり気合いが入ってるMIOだ。ガンバレ!

しほちゃんは阿寒湖でアイヌの木彫りアーティスト幸次さんと出会い親子の契りを交わした人。彼女自身も木彫りをやり井の頭公園で作品を売っているそうだ。幸次さんから「オレの娘を紹介するからよろしく頼む」と言われている。幸次さんが惚れるのも無理ない優しいピリカメノコ(可愛い女の子)だ。

府中に住む昔からのござれのお客さんが彼女を連れて久々にやってきた。近々2人で棲もうとしているそうで新居に飾る絵が欲しいのだそうだ。が、迷いに迷ってこの日は結局決められず「もう一度じっくり選びにきます」と彼。「まず自分のためにsimple sideをプレゼントします」と彼女。

Agueのお店で私の作品に出会いファンになってくれた夕起さん。Agueを知ったのもOKIのライブでAgueがお店を出してからだそうで結局アイヌつながりで∀KIKOまで辿り着いたそうだ。優しい瞳の奥に炎が見え隠れする彼女もまたマニアックな女性だ。

淳が初めてギャラリーnociwに来たのは、ある日突然「アトリエに行きたい」と思い立ってインターネットで検索したからだった。私がホームページを持つ以前の話しである。彼女はその時「ここに行かなきゃ」と直感したそうだ。訪れてみてその直感が
正しかったことを知り、今度は最愛の父を連れてきた。彼がまた相当マニアックな輩で本物の美術や音楽に精通した審美眼の持ち主だった。しかも月に恋焦がれるあまり自らを想月坊と称する月オタクでもある。2人はまた恋人のように仲が良く、しょっちゅう連れ立って「芸術」という共通の趣味を分かち合っている素敵な親子だ。